宮本溶接塾とは
宮本溶接塾は、溶接初心者から、技能を磨きたい職人さんまで、溶接に関心がある人のための学び舎です。
溶接技術が身につくと、お仕事はもちろん、バイクや自転車の修理、自作の棚やテーブル……DIYや趣味のものづくりの幅がぐんと広がります。
宮本溶接塾では、10年で1000人の卒業生を輩出することを目標としています。
不足している溶接職人を育成し、製造業に貢献するだけではなく、自立して柔軟な働き方ができるはずの、職人一人ひとりの未来を応援したい。非製造業の人たちにもまた、ものづくりの喜びを伝える場を提供したい。
先端技術やデータを取り入れながら、あたらしい溶接のあり方をご提案します!
リモートワークのご相談も受付中!
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プロフィール
宮本 卓
塾長
東京工業大学大学院修了 工学修士。専門は金属工学
大手鉄鋼メーカーにて7年間、研究開発から製造現場まで幅広く従事した後、実家である有限会社宮本工業所にて溶接の修行。2012年、独自のものづくりを発信する場としてを立ち上げる。 Creative Works
東京都内の金属加工会社3社が協働する「東京町工場ものづくりのワ」に、立ち上げから事務局として参画。現在は現場技能・技術の支援、コーディネート役も務める。
東京都立城東職業能力開発センター溶接科講師歴8年。センターにて、未経験者を含む200名以上の習得過程に接しながら、独自のノウハウを研究。これまで確立されてこなかった、最短で上達する溶接学習法の開発に取り組む。
平成24年度東京ものづくり若匠(溶接)認定
2女1男の父。趣味は宇宙開発
スタッフ
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小野寺 洋
スタッフ
みつばち社 みつばち2号として、宮本溶接塾立ち上げからプロデュースに携わるほか、複数の町工場のブランドづくりに関わる。本業を通して現場へのリスペクトを深めるうち、自ら手を動かしてみたい思いが高まり、みつばち社「ものづくり部」活動の一環で入塾することに。想像以上の学びの楽しさに、卒業後もサポートを買って出る。経験を本業に活かしながら、溶接の即戦力としても成長し、パラレルワーカーを目指したい。
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夢と野望コーナー
足は地につけ、胸には夢と野望を!
地味に思われがちな溶接(事実ですが、すべてではありません!)のイメージをくつがえす(かもしれない)宮本塾長の目指すワクワクの未来を共有し、仲間を募ります。
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宇宙に向けたものづくり
町工場の職人になって何を目指すか。塾長の場合は、「ものづくりで宇宙にかかわる仕事をしたい」でした。そうです、壮大です!
壮大な夢にも必ずはじめの一歩があります。多くの仲間を得た夢は、一歩一歩歩みを進め、2018年秋、ついに地球を旅立ったのです!塾長が町工場職人として参加し、超小型人工衛星の製作に金属加工の知識を活かす「リーマンサット・プロジェクト」。2021年は団体として2機目となる衛星を打ち上げました!宇宙へのものづくり、続行中です。最終目標は月で溶接!?詳しくはこちら
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溶接で、つながる場
公園の遊具やスカイツリーだって溶接でできている。意外と身近にある溶接を、もっと知り、親しんでもらいたい。
溶接塾の帰りに仲間とおしゃべりしたり、家族と待ち合わせたり。ふだんの生活の延長線上に、「溶接カフェ」があってはどうかという妄想をついに実現!コーヒー片手に溶接のワークショップができる「溶接×Café」は、2020年、100名の方に楽しんでもらいました!詳しくはこちら
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広がる、広げる溶接技術
宮本溶接塾の目的は「溶接職人を増やすこと」。その理念に賛同してくれる方と協働したい!
高度成長を支えたベテラン職人さんの高い技術を伝承しながらも、あらたな時代に対応した現場の再構築が求められています。
溶接の学習法、IT、IoT技術を駆使する職人の育成法の研究・開発を進め、広く展開する構想を抱いています。密かに世界制覇の目論見も。 -
早期リタイア
長くみんなに愛される溶接塾にしたい。溶接塾が「僕だけのものでなく、みんなのものになってほしい」との宮本塾長の思いから、塾長任期は10年としています。
組織や社会の必然としての新陳代謝を前提に、バトンの準備は着々と。塾長自身が駆け出しのころにかけられた、「未経験のことをゼロから始めても、10年続ければプロになれる」の言葉ごと、近い将来次に渡したい。次期塾長立候補者の出現を、「カモン!」と楽しみにしています。